《アンテロープ・キャニオン入口》
《ジープで砂漠を約30分》
レイクパウエルへ流れ込む支流が柔らかな砂岩を削ってできた幻想的な造形の渓谷アンテロープ・キャニオン。全長150m、高さ200m、岩肌が鉄砲水でらせん状に美しく削られています。写真では柔らかそうに見えますが、砂岩ですが簡単に削れるような硬さではありません、何年もの年月をかけてできあがった自然美です。とても美しいのですが、入口まで四輪駆動車の荷台に取り付けたシートに座って、アシストバーを握りしめていないと振り落とされそう・・ これを約30分間耐えなければ出会えません。
《砂岩の造形美》
《真っ赤に波打つ岩》
《渓谷内を照らす自然光》
《ホースシューベンド》
レイクパウエルのグランドキャニオンダム下流に、コロラド川が馬蹄の形で急カーブを描く場所、ホーシュシューベンド。「赤い」という意味のコロラド川の赤茶色の水が水分中の岩石や砂が沈殿することでグリーンに見えるようです。この素晴らしい景色を見るにも、階段も道路も何も整備されていない砂地をひたすら歩かなければ、たどり着くことができません。ちょうど日没前で沈みかけた太陽の光が、より幻想的でした。
《眼下にホースシューベンドを臨む》
《グランドキャニオン入口》
《グランドキャニオンをバックに》
《エルクの群れ発見！》
数億年にもおよぶコロラド川の浸食と地層の隆起によって造り出された全長約460km、深さ約1,600mのとてつもないスケールの大渓谷、グランドキャニオン。断崖や岩肌には、ピンクやオレンジ、茶色などの微妙に異なる何段もの地層を目の当たりに、南側のサウスリムと北側のノースリムに分かれ、それぞれから渓谷の大パノラマが望めます。
《モニュメントバレー入口》
《荒野、西部だな〜》
《まさにジョンウェイン》 《スリーシスターズ》
《右手と左手》
長年にわたる雨や風による風化作用や地殻変動によってできたメサ(テーブル型台地)やビュート(岩峰)が、赤茶けた荒野にポツンポツンと立つ荒涼とした景色が印象的なモニュメントバレー・ナバホ族公園。ユタとアリゾナ州の州境にあり、数々の西部劇やCMに登場し、大西部を代表する風景の一つになっています。自家用車、オープンジープ、キャビンのある四駆で岩山を見学しますが、砂誇りがひどいのでオープンはお勧めできません。ジョンフォード監督の西部劇「駅馬車」は、厳冬と酷暑の厳しい環境下でこの地に暮らすナバホ族の協力の下で撮影されたとのことです。
大地から特殊なエネルギーを強力に発する「Vortex(ボルテックス)」があるセドナ。ここでは普段眠っている第六感を研ぎ澄ますことができるとされ、ヒーリング効果を求めるのに最適の場所とされています。特にエアポートメサ、ボイントンキャニオン、カセドラルロック、ベルロックが4大ボルテックスとされており、2箇所を訪れましたが鈍い私はボルテックスを感じることができませんでした・・。
《スヌーピーロック》 《ボルテックス》
《ベルロック》 《ベルロックを持ち上げる》
《ウエストテンプル》 《チェッカーボードメサ》
鉄分を含んだ赤い巨岩が両側に連なる渓谷、ザイオン国立公園。岩には神殿などの名が付けられており、まさに神の領域を感じさせるスケールです。標高2,380mの大岩壁「ウエストテンプル」、天使の舞い降りるところという名の「エンジェルスランディング」、碁盤の目のような「チェッカーボードメサ」など圧巻です。ユタ州とアリゾナ州の境にあるレイクパウエルを中心とした半径230kmをグランドサークルと呼び、この円の内部には8つの国立公園と16の国定公園が含まれています。大峡谷や奇岩などスケールの大きさに圧倒され、先住民の歴史と文化に深い感銘を受けることができます。
立ち寄ったレストラン、ハチドリをたくさん見ることができました。