United Arab Emirates(アラブ首長国連邦)
  ドバイモール、スーク、バージュ・カリファ、サファリ
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             《CATHAY航空で香港経由Dubaiへ》              《100と10ディルハム(1$=3.6731ディルハム)》  

 UAE(アラブ首長国連邦)の面積は83,600平方km、人口は約920万人、首都はアブダビ、民族はアラブ人、言語はアラビア語、宗教はイスラム教、歴史は古く紀元前3000年頃にさかのぼる居住痕も存在しています。7世紀イスラム帝国、次いでオスマン・トルコ、ポルトガル、オランダの支配を受け、17世紀以降は英国のインド支配との関係で、この地域の戦略的重要性が認識されました。18世紀にアラビア半島南部から移住した部族が現在のUAEの基礎を作ったとされ、1853年に英国は現在の北部首長国周辺の「海賊勢力」と恒久休戦協定を結び、以後同地域は休戦海岸と呼ばれています。1892年には、英国の保護領となりましたが、1968年英国がスエズ運河以東撤退を宣言したため、独立達成の努力を続け、1971年12月、アブダビ及びドバイを中心とする6首長国(翌年2月ラアス・ル・ハイマ首長国が参加して現在は7首長国)が統合してアラブ首長国連邦が結成されました。幾度となく仕事で訪れていたドバイですが、この度はじめて観光目的でUAEを訪問しました。福岡から香港を経由してキャセイ航空でドバイへ、格安のビジネスでしたがサービスも食事も満足いくものでした。
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 《Dubai International Airport ショッピングセンターと世界最大級のメガモール DUBAI MALL》
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 空港は広くてきれいで、レストラン街・お土産から、貴金属・衣服等のブランドショップも数多くあります。空港のショッピング街には、高級車が当たるという宝くじや計り売りの金細工などでも楽しめますが、UAEはビザがいらないので、飛行機の待ち時間に空港外へ出ることも可能です。もちろんUS$がそのまま使えるところが多く、空港内のDubai International Hotel も1泊120US$程度で宿泊できます。クリスマスシーズンには、ツリーが飾られイスラムの国にいるとは思えないムスリムとの対比が不思議です。Dubaiは、もちろんドバイ原油で知られる産油国でしたが、現在は極東やアフリカとヨーロッパのトランジットと数々の世界一を誇る観光地として有名です。地上828mの高さを誇る世界一の高層建造物「バージュ・カリファ」へも世界最大級の巨大ショッピングモール「ドバイ・モール」から上ります。モールは約1,200の小売店と大型デパート、200以上の飲食店からなり、メガモールの中央3フロアにまたがって造られた水族館やアラビックな屋内スークなど、ショッピングだけでなく見所満載です。
 天空を貫く世界一の高層建造物「バージュ・カリファ」、高さ828mのドバイのシンボル、完成までに6年が費やされ、砂漠に咲くヒメノカリスの放射線状に広がる花弁をイメージしてデザインされています。ドバイモールの地下1階からエレベーターで地上452mのアット・ザ・トップまで秒速10mであっという間に到着します。360度のガラス張りに加え、直接外の空気を感じることもできます。ここから地上555mのアット・ザ・トップ・スカイまで階段を登れば、2014年11月にオープンしたという世界一の展望台に到着です。遠くにバージ・アル・アラブ、アラビア湾が望め、眼下には箱庭のようなドバイのダウンタウンが一望できます。
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           《バージュ・カリファの全景》
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           《地上555mからの眺望》

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        《昼間のドバイ・ファウンテン》

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         《夜のドバイ・ファウンテン》

 ラスベガスのベラッジオと同じ噴水デザイナーが手がけた一大スペクタクルショー、アラビックな音楽と光にあわせて水が踊ります。昼間も夜も楽しむことができますが、噴水ショーはわずか5分程度と短く、なんとなく物足りなさを感じてしまったのは、早くから最前列に陣取って待ち疲れたせいなのかも知れません。夜の噴水ショーの後、モールで買い物途中にドバイ・モール全館が停電してしまったおまけ付でした。

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《軟らかな砂の上を疾走するランクル》
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《一面の砂漠とキャメル・ライド(乗りませんでしたが・・)》
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《水タバコにバーベキューの夕食》
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《夕食を食べながら、タヌーラとベリーダンスを堪能》

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              《民族衣装体験》

 道なき砂漠を四駆(ランクル)で疾走するデザート・サファリ、ホテルを4時頃出発し途中売店でトイレ休憩を終えると、タイヤの空気圧を調整し(抜いて)砂漠を予測不能な絶叫マシンのように疾走します。途中の木陰で少し休憩し、空気圧を元に戻すと最終目的地のキャンプまで再び砂漠を疾走します。キャンプ地にはトイレも完備されていて、ラクダに乗って敷地を一周するキャメルライド、水タバコ(シーシャ)体験、ヘナ体験、民族衣装体験、夕食はアラビックなBBQを楽しみながら中央のダンスフロアでベリーダンスやタヌーラ舞踊を堪能できました。運転手に聞くと一晩に2,500台がこのデザート・サファリに参加しているとのことですが、夕食とソフトドリンクを含めて日本円で8,500円は良心的(もちろんホテル出発ホテル着)。でもビールは、ここでも500ccの缶ビールが30Dh(約1,000円)と高価でした。
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         《アブラと呼ばれる木造の渡し舟》
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      《アブラに乗ってドバイ・オールド・スークへ》
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《香辛料やハーブ、ナッツ、スパイシーな香漂うスパイス・スーク》
 運河を中心とするオールド・ドバイは「海のシルクロード」の中継貿易港として栄えてきました。眩い光を放つゴールドスーク、香辛料を扱うスパイススーク、お土産探しに便利なオールドスークなど、また伝統的な建築様式を残す区域も多く、木造船「アブラ」とともにタイムスリップが楽しめます。

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             《ゴールドスーク》
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    《世界一の指輪》         《純金の装飾品》

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《凛とした佇まいのジュメイラ・モスク》

 ドバイ市内から車で約10分、1978年建立の大型モスクで、非イスラム教徒が内部見学できる数少ない場所となっています。ただし見学は10時からのツアー参加が条件とのことで、内部見学はできませんでした。内部見学はできませんでしたが、宮殿のような凛とした佇まいを眺めるだけでも充分でした。ここジュメイラ・モスクも、ドバイのランドマークの一つになっています。
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         《歴史的に貴重なシェイク・サイード》

 ドバイの街の起源といわれるバスタキヤ地区には、空調の役目を果たすというウィンドタワーが特徴的な歴史的建造物として保存されています。また18世紀後半に建てられた砦を再利用したドバイ博物館では、ダウ船や湾岸諸国で使われていた家屋などが再現されています。

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《ドバイ博物館》
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 世界のVIPをもてなす超一流ホテル「バージ・アル・アラブ」、1999年の創業以来、世界の来賓をもてなしているアラビア湾に浮かぶダウ船の帆が風を受けて膨らんでいる形をデザインされているホテルです。ホテルは陸地から280m離れた人工島に建設されており、宿泊客もしくは予約者しか立ち入ることができません。その美しいフォルムだけ、ビーチから眺めてきました。
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          《バージ・アル・アラブ》

 世界最長無人運転のドバイメトロは、幹線道路に沿って地上を走るレッドラインと地下鉄グリーンラインが運行中です。レッドラインの駅は近未来的なゴールドに輝く建物が印象的、IC乗車券でタッチして改札します。

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《グリーンラインの駅と改札》
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《無人運転世界最長のドバイメトロ》


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       《 Dubaiのお土産 》                             《 近代都市Dubai 》       《 アトランティス・ザ・パーム 》

 お土産はアラジンの魔法のランプ、くしゃみをしたら「はくしょん大魔王」が・・・ その他、愛車JeepWranglerのMinicarも買いました、《JeepMinicarのページ》。ラクダのメジャーは通常のメートル表示に加え、裏がインチ表示になっている優れものです。ドバイはUAEを構成する首長国のひとつで中東屈指のメトロポリス、ドバイの首長シェイク・マハメッドが発案した椰子の木をデザインした世界最大の人工島パーム・ジュメイラの先端にはウォーターパークや水族館を併設する巨大ホテル「アトランティス・ザ・パーム」があります。

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