TURKEY トルコ共和国
 
 イスタンブール、カッパドキア、トロイなど
   ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・

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《 観光各所のチケット例 通常は2〜5YTL(160〜400円) 》

 チケットは「バーコード」が印刷されており、入口改札に挿入するとOKのアナウンスがあるのでチケットを抜いて入ります。「トプカプ宮殿」の「宝物殿」「ハレム」などは別料金となっています。

 

 《ブルーモスク》
 スルタン・アフメット・ジャミイ、高さ43m、直径23.5mの巨大ドームの周囲に6本のミナレットを持つイスラム教寺院。17世紀はじめにスルタン・アフメットによって建てられたオスマントルコ建築の極みといわれています。内部の装飾にイズニック産の「ブルー・タイル」が多く使用されており、その色(ブルー)が、あまりにもきれいなので「ブルー・モスク」と呼ばれるようになったそうです。
 靴を脱げば内部の観光も可能で、撮影にも制限はありません。外からは、その大きさに驚き、内部ではタイルやステンドグラスの美しさに驚かされます。

 

 《アヤ・ソフィア》
 直径30m、高さ54mの巨大ドームが中央にそびえ立つビザンチン建築の大聖堂です。ローマ帝国時代にキリスト教会として建てられたため、十字軍やオスマントルコ軍によって略奪され、ビザンチン美術の傑作とされるモザイク画の数々は、500年もの間、塗りつぶされていたそうです。現在では、モザイク画も復元されており、博物館として使われています。

 

 ブルーモスクとアヤソフィアは向かい合って建てられています。その真ん中は、噴水池などがある公園となっています。前を見ればアヤソフィア、振り返ればブルーモスクという「絶好のビューポイント」でした。風があり、池に写る「逆さアヤソフィア」は完全でなく、心残りでした。

 

 《トプカプ宮殿》
 15世紀にイスタンブールを征服したメフメット2世が建設し、1839年にアブドゥル・メジト1世がドルマバフチェに移るまで、歴代スルタンが居城として増築したようです。広大な敷地内は、4つの庭園エリアに分けられ、それぞれが建物を含む展示室、博物館になっています。第3庭園の宝物館には、柄に3つの大きなエメラルドをはめ込んだ「黄金の短剣」や86カラットの「ダイヤモンド」を自分の目で見ることができます。庭園の一番奥からは、海峡が展望でき撮影ポイントとなっていました。

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 《スルタン・ハン》
 コンヤでは「メブラーナ博物館」と「カラタイ神学校」を見学し、カイマクルへ向かう途中で「スルタン・ハン(隊商宿)」を訪れました。石の城壁、重い扉を開けると中は当時の生活が再現されていました。と同時に、どこからともなくチケット販売のおじさんが現れ、2YTL/人を取られました。今回の旅行中の写真で、最も空の色が「青く美しい」場所でした。

 

 

 

 《カッパドキア》
 アナトリア高原の中心にあるギョレメ地方は、かつての王国の名にちなんで「カッパドキア」と呼ばれています。エルジェス山の火山活動で堆積した溶岩や火山灰が長い年月をかけて侵食によってできた「奇岩群」は一度見たかった場所でした。

 

 《ギョレメ谷》
 岩の中に数多くの洞窟教会を造って信仰を守り続けた場所です。現在は「ギョレメ野外博物館」として、「りんごの教会」や「蛇の教会」など11世紀に建てられたというのに非常に保存状態の良い、内部の装飾など壁画を見学することができます。

 

 《ユルギュップ》
 奇岩に囲まれた街、ユルギュップ。10世紀頃には、この地方のキリスト教社会の中心で、洞窟住居や教会のあとがたくさん残されています。細長い奇岩は「妖精の煙突」と呼ばれています。

 

 《カイマクル》
 1964年に発見された地価8階の巨大な地下都市です。イスラム教徒の迫害から逃れるためにキリスト教徒は地下に隠れて生活し、居室、台所だけでなく、教会や学校まで通路で結ばれているようです。この地下都市では、約1万5千人が地上と同じように生活していたというのは驚きです。薄暗い入口から「⇒」に沿って、中腰で坂道や階段を下りると、当時の生活を垣間見ることができます。現在は地下4階までが、見学可能となっていて、また「⇒」に沿って上って出口を目指します。地下はひんやりしていて、暑さはしのげますが、高さが低いので「帽子」は必需品でした。

 

 《ウフラーラ》
 高さ75m、長さ12kmの絶壁に囲まれた大渓谷「ウフラーラ」。入口から谷間を流れる渓谷までは、約400段の急な石の階段を下りなければなりません(もちろん帰るためには上る)。途中でキリスト教徒の「岩の教会」や、「ビューポイント」があり、一番下まで降りた眺めよりも上からの眺めの方が、数段素晴らしかったので、帰りの足取りは非常に重く、翌日「ふくらはぎ」が痛かったことは、言うまでもありません。

 《トロイ》
 トロイといえば、ホメロスの「トロイ戦争」。ヘラ、アテネ、アフロディアという3人の女神がいました。ある日「世界で一番美しい女神」を競って争いとなり、トロイの王子に尋ねました。ヘラは支配権と富を、アテネは戦いの勝利と知恵を、アフロディアは世界一美しい女性をと、それぞれが密約を交わしました。王子はアフロディアを選び、ギリシャの王妃「ヘレネ」を与えられましたが、これをきっかけにギリシャ軍とトロイ軍の戦争が始まってしまいました。この戦争の時にギリシャ軍は、負けたふりをして油断させ、木馬をトロイ城内に引き入れさせ、木馬内に隠れ潜んでいた軍隊が一斉に攻め入り落城、ギリシャ軍の勝利で終わりました。つまりトルコに「トロイの木馬」がモニュメントとして飾られているのは、「油断してはいけない」「人を信じてはいけない」という戒めなのでしょうか?

 

 《トロイの遺跡》
 紀元前3000年から紀元前4000年までの間、繁栄と衰退を繰り返したトロイの軌跡を今に残す遺跡は「9層」になっており、アレキサンダー大王ゆかりの「アテネ宮殿」やローマ時代の「野外劇場」を見ることができます。

 

 《エフェソス都市遺跡》
 セキュチュクにある古代都市遺跡。ギリシア時代にはアジア最大の都市として君臨し、当時を伝える数々の遺跡が比較的きれいな状態で保存されています。ローマ時代の「体育館」「共同トイレ」やアルテミス神殿の入口にあった「コレスス門」、120万冊の蔵書を誇ったといわれる「ケルスス図書館」など多彩な遺跡群を見ることができます。円形競技場の入場者数が24000人とのことから、当時の人口は24万人程度と推定されているようです。

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 《パムッカレ》
 パムッカレとはトルコ語で「綿の城」という意味だそうです。豊富なカルシウムと二酸化炭素を含んだ温泉が地表を流れ落ちる際に、石灰質だけが崖に残り一面が真っ白い石灰棚となったようです。入口で靴を脱ぎ、素足になれば、この石灰棚を「自分の足」で楽しむことができます。つるつると滑りそうなイメージですが、案外表面はざらざらしていて、ロープが張ってなくても滑り落ちてしまうことはなさそうです。小石も多く、石灰棚を観光しながら、足つぼマッサージの効果も期待できます(一石二鳥?)。写真のように、結構な量の水が流れている場所もあり、汚れた足もきれいに洗うことができるので「タオル持参」がお勧めです。

 イエローストーンでは、石灰棚にたくさんの「鹿」を見ることができましたが、ここパムッカレでは「犬」が寝そべっていました。

 《塩湖》
 カッパドキアからアンカラへ向かうバス、途中で塩の湖を見ることができました。塩分濃度は世界第2位、1位はもちろん「死海」で、観光用に泳いだりしていますが、こちらは眺めるだけのようです。塩分濃度が濃いために、やはり魚はいないとのことです。

 

 《その他》
 写真はカイセリ城跡、アルテミス神殿、聖母マリアの家。パムッカレでは石灰棚が有名ですが、石灰棚を望む丘の上にはベルガモン王国やローマ時代の遺跡がたくさん残っています。

 

 「巨大な岩がゴロゴロしているのに、これを使わない手はない」と考えた?ギョレメ地区に住んでいた昔の住人は、奇岩に洞窟を掘り、快適に過ごしていました。
 そして現在では、「レストラン」「ホテル」「ペンション」さらには「ディスコ」まであり、活用されています。気温35℃を超える真夏でも、中は涼しくて過ごしやすく、窓もあり風通しもいいです。食事をして、奇岩の形の瓶に入った「奇岩ワイン?」をお土産に買ってきました。

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 tur.jpg (6387 バイト) 《イスラム教とその教義》

 1. 信仰(アラーのほかに神はなく、マホメットは神の信徒)
 2. 礼拝(1日5回、メッカに向かって祈る)
 3. 喜捨(富める者は貧しい者に施す)
 4. 断食(イスラム暦第9月に30日間行う)
 5. 巡礼(一生に一度はメッカに詣でる)

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