人口は約6,200万人、首都はバンコク、人種の大多数がタイ族(その他、華僑、マレー族、山岳少数民族等)、言語はタイ語、仏教が95%を占めます。タイ王国の基礎は13世紀のスコータイ王朝より築かれ、その後アユタヤ王朝(14〜18世紀)、トンブリー王朝(1767〜1782)を経て、現在のチャックリー王朝(1782〜)に至っています。日本との時差は2時間、サマータイム制は導入されていません。 写真は上から、成田からバンコクへ直行便のあるシンガポール航空。2006年9月28日、バンコクの東にあるサムット・プラカーン県に「スワナプーム空港(バンコク新国際空港)」が開港しました。黄金の土地を意味するもので、東南アジア最大、バンコクの中心部からは約25km、現在は道路によるアクセスのみですが、道路に沿ってモノレール(電車?)の高架橋が建設中でした。入国に際しては、機内でもらった出入国カードが必要です。特に記入に困ることはないですが、入国カードの裏面にはYearly
incom(年収)をチェックする項目があります(US$)。出国時には空港使用料チケットを購入し、出国審査へ向かう前に確認されます(パンチされるだけで、回収されません)。500Bでしたが、700Bに値上げされるとのことでした。
バンコク市内にはヒルトン、グランド・ハイアット、ペニンシュラなど高級ホテルから、機能的な都市型ホテルまで、高いビルはほとんどがホテルといっても過言ではないくらいに建ち並んでいます。宿泊したのは、高さ309mというバンコク一高さの高いホテル、BAYYOKE
SKY HOTEL。市内のどこからでも見ることができるランドマーク、部屋からの眺めも最高、展望台からは車がミニカーのようでした。展望台には写真のようなモニュメントも飾ってあります。ただし、地上階からフロントの18階までエレベーター、ここでエレベーターを乗り換えて部屋の階へ行かなければなりません。部屋から食事や展望台に行くには、まず部屋の階からフロントまで降りて、エレベーターを乗り換えて上がる・・なんとも困難です。もし火災でも起きようものなら、絶対助からないという覚悟で宿泊しました。
写真の観覧車は「スアン・ルム・ナイトバザール」、毎晩開かれている大型ナイトマーケットに併設されていました。食べ物だけでなく雑貨やアクセサリーなど約3,700もの店が集まっているとのことです。観覧車に乗るためには100B(約320円)、チケットを渡し日本同様に乗り込みますが、乗るためには完全に停止させます。怖いほどではないですが、かなり速い、本当に速い、その上、途中で止まります。真上で停止したのでサービスと勘違い、実は次のお客が乗るために完全に停止させただけ、真上で止まったと思うと、途中でも止まります、でも動くと速い・・・こんなことを繰り返しながら結局4回転しました。
ショッピングはサヤーム・スクエア周辺、マーブンクロン・センター、サヤーム・センター、伊勢丹など、2006年末に周辺8箇所におよぶ爆弾テロが起こり、警察官による物々しい警戒態勢でした。パヤタイ地区に移転したばかりのタイ最大規模の免税店、キングパワー・デューティーフリー・ショップへ行きました。ブランド品、化粧品、お酒、タバコのほか民芸品やお菓子なども揃っていましたが、最近では日本国内のディスカウントショップの方が安いくらいですね。 |