Kingdom of Sweden スウェーデン王国
 
 キールナ、アイスホテル、最北の鉄道
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 スウェーデン王国の面積は、約45万平方kmで日本の約1.2倍、人口は約1,000万人、首都はストックホルム、言語はスウェーデン語、宗教はルーテル派が多数、通貨はスウェーデン・クローナで写真の100クローナは約145円ですが、どこもカード払いが基本で両替の必要はありませんでした。もちろんキャッシュで支払うことも可能ですが、飲み物や有料トイレもカードでOKでした。成田からスカンジナビア航空のチャーター便でキールナまで直行だったので、時間も短く乗換えもなく真っ白なキールナに到着しました。
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 《100クローナ紙幣の表と裏》    《成田から直行便のSAS航空》            《真っ白なキールナ空港》

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《北欧らしい綺麗な配色の家々》
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《中心部にあるジビエ料理店》

 キールナは、スウェーデンで最も北に位置する都市で、ノールボッテン県に属する人口約23,000人の街。市章には鉄とライチョウが描かれており、キールナという名称がサーミ語のギーロン(ライチョウ)に由来していることによるものです。キールナがスウェーデンの市になったのは1948年、当時は世界で最も面積の広い市で、昔からサーミ人がトナカイの放牧をしながら生活していたエリアで今でも郊外にはサーミ人が暮らしています。北緯68度の北極圏に位置するため、夏は夜でも太陽が沈まない白夜となりますが、冬は日中の数時間しか明るくなく、オーロラ観測で有名な地です。鉱山の鉱区上に位置しているため、6,000人が住む市街地は約30年ほどで地盤沈下が懸念されるため東方へ移動させる計画が進んでいるとのことです。

《キールナ教会》
 サーミのテントを模った木造教会、1912年に建築家グスタフ・ウィックマンによって建設されました。祭壇画はスウェーデン王族ネルケ公爵エウシェン王子の作で、2001年に教会は、スウェーデンで最も美しい建物に選ばれました。


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       《木造建築が美しいキールナ教会》


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《キールナ教会の内部》

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《アイスホテル付近の屋根》
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《アイスホテル入口》
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《アイスホテル新館の入口》
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《アイスホテルの入場券》

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     《外の温度は−26℃、氷のクリスマスツリー》

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     《アイスホテル内部、アイスバー、雪と氷の部屋》

《アイスホテル》
 冬の時期に期間限定で作られる雪と氷でできたアイスホテル。世界中から選ばれたデザイナーが意匠を凝らして作った部屋は一つ一つ違うデザインで、氷の彫刻で飾られた部屋はひとつのアート作品のようです。室内の温度は-5℃前後に保たれており、外の温度に比べれば、意外と寒くないですが、部屋には雪と氷でできたベッドの上にトナカイの毛皮が敷かれ、その上に寒冷地対応の寝袋に入ってお休みします。訪れた日中の気温はアイスホテル入口の温度計が正確なら、-26℃でした。アイスホテル敷地内に、その名の通り氷でできたアイスバーがあります。1994年に最初にできてから現在まで、カウンター、グラス、椅子、店内すべてが氷で作られているので、防寒服を着用して利用します。

 入場券はICEHOTELと描かれた逆三角形のシールで、これを防寒服やカバンに貼り付けておくとアイスホテル敷地内だけでなく、何度の出入りも自由です。出入り口付近にはサーミ人のテントが建てられ、自由に入ることのできるテント内は、焚き火で暖を取ることができます。
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 《雪に覆われた寂しいホーム》         《力強い先頭車両》           《到着時は最下部、ここから先頭》
 s24.JPG (550463 バイト) s25.JPG (602545 バイト) キールナ駅から国境を越えてノルウェーのナルヴィクまで最北の鉄道で移動しました。レンガ造りの駅で静かなたたずまい、待合室とトイレが完備されていますが、雪でホームがどうなってるのかよく分かりません、一応1番と2番があるみたいです。最北の駅へ約3時間くらいかけて車窓に雪原や、結氷の湖、フィヨルドを眼下に見下ろしながら楽しい小旅行ができます。先頭の客車は食堂車になっていて、スウェーデン国内の間は利用できます。

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    Kingdom of Norway ノルウェー王国
 
 ナルヴィク、ロフォーテン諸島
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 ノルウェー王国の面積は、38.6万平方kmで日本とほぼ同じ、人口は約525万人、首都はオスロ、言語はノルウェー語、宗教はルーテル派が大多数を占める、通貨はノルウェー・クローネで写真の100クローネは約140円ですが、どこもカード払いが基本です。スウェーデン、ノルウェーとも成田で少しだけ両替していましたが、その必要はありませんでした。
 成田からスウェーデンのキールナへのスカンジナビア航空では、北極圏を通過した写真のような北極圏通過証をいただきました。
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   《100クローネ紙幣の表と裏》  《スウェーデンから電車で到着したナルヴィク駅》   《SASからいただいた北極圏通過証》
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 ナルヴィクはノルウェーのヌールラン県の町で、北極圏内に位置する人口約18,000人、面積約2,000平方km。東部には山々がそびえ立ち、スウェーデンと国境を接し、1番高いストルステインは標高1894mです。ナルヴィクは北極圏より220km内に位置しており、世界でもかなり北にある都市の一つですが、北大西洋海流の恩恵を受けて、想像よりも温暖な気候です。

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 市内から東部の山まで車で、サーミ人の住居を模したテントで暖を取りながらひたすらオーロラの出現を待ちました。が、あいにくの天候(雪)で全く見ることはできませんでした。

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  《ロフォーテン諸島、フィヨルド》

 ロフォーテン諸島は、ノルウェー海にあるノルウェー領の諸島で、スカンディナビア半島に近接し、北にはベステローデン諸島があります。北極圏に位置するものの、高緯度のわりに気候は温暖で、北緯67度から68度にかけての北極圏に位置し、ロフォーテン諸島とノルウェー本土の間には広いヴェストフィヨルドが横たわっています。ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』において、潜水艦ノーチラス号が渦巻きの中に消えていく結末で有名ですね。
 n8.JPG (281556 バイト) n9.JPG (180372 バイト) 人口わずか20万人あまりのノルウェー第2の都市ベルゲンは、アナと雪の女王の舞台アレンデール王国のモデルになった街です。中世に栄えた港町で、フィヨルド観光の玄関でもあり、雄大な山に抱かれたカラフルで可愛らしい家々が、アナたちの住むアレンデールの王国にそっくりでした。

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    Kingdom of Denmark デンマーク王国
 
 コペンハーゲンの市内観光
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 デンマーク王国の面積は、約4.3万平方kmで九州とほぼ同じ、人口は約580万人、首都はコペンハーゲン、言語はデンマーク語、宗教は福音ルーテル派(国教)、通貨はデンマーク・クローネで写真の100クローネは約175円。デンマークもノルウェーやスウェーデン同様に全てカード払いが基本となっているので、特に両替は不要でした。コペンハーゲンにはノルウェーのオスロからスカンジナビア空港で入国しましたが、ユーロ圏なので入国審査はなく、出国時のみ出国審査を受けます。またオスロを飛び立ってからすごい霧で、視界がほとんどない真っ白なコペンハーゲンに到着しました。

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   《100クローネ紙幣の表と裏》       《オスロから真っ白なコペンハーゲンへ到着》

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《人魚姫の像》

《人魚姫》
 コペンハーゲンで最も人気のスポットが、アンデルセンの童話「人魚姫」に登場するマーメイド像です。カステレット要塞の隣、湾に面したところに位置しており、デンマークで最も有名な銅像にして「世界3大がっかりの1つ」とも言われる人魚姫の像ですが、実際にどう感じるかは人それぞれで、欠かせないスポットの1つだと思います。拡大していただければ分かりますが、モデル(人間)がいたためか、ちゃんと二本の足があって「くるぶし」辺りからヒレになっていることの方が驚きでした。

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《市庁舎と旧市街の建造物、中央駅》

 コペンハーゲン中央駅を離れ、旧市街へと向かうと最初に出る大きな広場の一角にコペンハーゲン市庁舎があります。1905年に建設されたこの市庁舎は、中世デンマーク様式とルネッサンス様式を組み合わせてデザインされています。またコペンハーゲン市庁舎の尖塔はコペンハーゲンで最も高いことから、観光中の大まかな位置の目印にもなります。

 コペンハーゲン中央駅は、コペンハーゲンにあるデンマーク最大の鉄道駅です。チボリ公園の入口にもなっていて、当駅はコペンハーゲンの交通の要衝でもあり、各地と結ぶインターシティや近郊電車などが数多く発着しています。

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       《ニューハウン、アンデルセン像》

 ペンハーゲンを最も代表する場所、それがニューハウンです。クリスチャン5世が1670年代に「新港」として建設した歴史のある場所で、アンデルセンが18年間暮していました。水路沿いにカラフルで可愛らしい建物が立ち並び、通りにはレストランのテラス席が連なっており、コペンハーゲンで最も活気のあるエリアです。

 みにくいアヒルの子や裸の王様など多くの世界的に有名な童話を生み出してきた作家、HCアンデルセン。市庁舎広場の一角にはそんなデンマークを代表する作家アンデルセンの銅像が設置されています。また左写真のレンガ色の建物がアンデルセンの暮していた場所です。

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          《チボリ公園の正門とイルミネーション》

  コペンハーゲン中央駅の目の前にある、一大有名観光地がチボリ公園です。1843年に開園された世界で最古のテーマパークとされており、当時の国王令で設立されたという由緒ただしき遊園地でもあります。綺麗に庭園が整備されており、その中に各種小さな子供向けから少しハードな絶叫マシン、レストランなど1日楽しめる設備が充実しており、ちょうどクリスマスシーズン(年末)だったので、公園全体がイルミネーションでライトアップされ本当に綺麗でした。

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