Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
  スリランカ民主社会主義共和国
   アヌラダプーラ、ポロンナルワ、ダンブッラ、ピンナワラ観光など
   ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・

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  《1,000ルピーの表裏と100,50ルピー札》        《福岡空港から上海経由、中国東方航空でコロンビアへ》

 面積は約6万6千平方キロメートル(北海道の0.8倍)、人口は約2千万人、首都はコロンビアではなく「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」、民族はシンハラ人が7割以上を占め公用語はシンハラ語、宗教も仏教徒が7割を占めています。通貨はスリランカルピーで、1米ドルが144ルピー、1ルピーは約0.8円です。

世界遺産:アヌラダプーラ観光
 アヌラーダプラは、スリランカ中北部にあり、古代シンハラ王朝の首都として紀元前4世紀頃から約1300年間、王都として栄えた場所です。


《イスルムニア精舎》
 入口で帽子を脱いで靴を脱いで敷地内に入ります。裸足で挑戦しましたが、夏の海岸以上であえなく断念、準備していた汚れてもいい靴下を履いて観光しました。教会などでも作法・礼儀として男性は脱帽しますし、土足厳禁の場所は多いですが、スリランカでは建物内だけでなく、入口から(敷地内)すべて土足厳禁です、また仏像と一緒(仏像にお尻を向けて)に写真を撮ることも禁止されています。
 イスルムニヤ精舎は通称「ロック・テンプル」と言われ、天然の岩を利用してつくられたものです。 岩肌の彫刻が当時の生活を伝えており、本堂には派手な涅槃仏のほか周りの壁画や数々の仏像を見て回ることができます。紀元前2世紀のドゥッタガーマニー王の息子サーリヤ王子と恋人マーラを彫った「恋人の像」という名前の彫刻も有名です。

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      《ロック・テンプル、イスルムニア精舎》
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     《優しいお顔の涅槃仏、派手な色彩の仏像》

《スリ・マハ菩提樹》
 お釈迦様が悟りを拓いたときに陰を作ってくれたという菩提樹の分け木が育ったもので樹齢は推定2300年とか・・・。直接菩提樹に触れることはできませんが、その周りには「気」が充満しているようで現地でもパワースポットとして有名なようです。

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         《スリ・マハ菩提樹と入口》

《ルワンウェリ・セヤ大塔》 
 スリ・マハ菩提樹からルワンウェリ・セヤ大塔までは、1km弱で到着です(炎天下の中の徒歩は少々きつい・・)。でも真っ白で大きな大塔が見えてくるので、つい先を急いでしまいます。紀元前2世紀にドゥッタガーマニー王が建築、真珠のように輝く美しさは抜群で、大塔の高さは約55m、完成当初は倍の高さがあったと言われています。大塔の基礎部分には、たくさんの象が彫られていますが、昔この塔を建てた時に、象の力で地ならしをしたことに由来するとのことです。

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    《高さ55mを誇る大塔とその基礎を支える象》

《ランカティラカ》
顔のない巨大仏像のある、ランカティラカは13世紀にパラークラマ・バーフ3世によって建てられた寺院です。寺院の高さは17mと巨大で、寺院の奥には仏像があり、頭は取れているにも関わらず、高さが13mもあります。
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           《顔のない巨大仏像》
《クワドラングル》
仏教遺跡の中心地クワドラングル、「クワドラングル」とは四辺形という意味で、城壁に囲まれた中に11の建築物が集まっている場所です。シンハラ王朝時代に仏歯を納めていたお寺があった場所で、当時の仏教の中心地と言われています。

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  《クワドラングル、周辺の新しい仏塔、レンガ造りの仏塔》

世界遺産:アヌラダプーラ観光
 ポロンナルワは、10世紀から12世紀までシンハラ王朝の首都があった場所です。仏教都市として繁栄を極め、全盛期にはタイやビルマなどからも僧たちが訪れていたと言われ、アヌラーダプラに次ぐ、スリランカ史上第二の古代都市となるこの地は自然の地形を活かして、宮殿、寺院の跡や仏像が今も充分に残されています。

《ガル・ヴィハーラ》
 ポロンナルワにある仏像の中でも巨大な一枚岩に刻まれた「ガル・ウィハーラ」は最高傑作とされています。仏像は4つあり<2つの座像><立像><涅槃像>に分かれています。ひとつめの座像は、精神集中して瞑想にふける表情が現れていて、高さは4.6m。ふたつめの座像は、洞窟の内部に収まり、ヒンドゥー神像に囲まれています。大きさは少し小さめで高さは1.4mです。涅槃像は、流線形のなだらかな姿態に穏やかさが表現されており、長さは14mに達します。ここも敷地内がロープで示され、近くで見るために中に入るには素足(靴下はOK)にならなければいけませんでした。

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     《坐像、洞窟内部中心の坐像、14mの涅槃像》
《ダンブッラの石窟寺院》
 ランギリ(黄金色に輝くという意味)という名を持つ岩山の上につくられた寺院です。 そのため、正式には「ダンブッラの黄金寺院」という名がついています。入り口で大きな金色の大仏が目に入りますが、これは黄金寺院ではなく博物館で、黄金の大仏から奥へ進んで、岩山を登った先にあります。岩山は160mほどの高さですが、階段をひたすら歩きます。到着するとまた裸足になって、隣り合って設置されている5つの石窟を順番に見学できます。第1窟はあまり大きくなく、暗い中に横たわる14mもの涅槃像があります。涅槃像の足裏が赤いのは、お釈迦様が赤土のスリランカに来たことを表すとのことです。最も美しいのは第2窟マハー・ラージャ・ヴィハーラで、赤や黄色などさまざまな色で描かれた壁画と56体の仏像が並んでいます。また、石窟は岩山のほぼてっぺんであるにもかかわらず天井から水滴が落ちていて、水滴を聖なる水として大切にされています。


《ピンナワラ》
 スリランカのピンナワラには、病気や怪我で弱ったり、親を亡くした象を保護する目的で建てられた、世界最初の象の孤児園があります。ジャングルの中の施設内には、そのような傷ついた象がたくさんいますが、それに混じって、ここで生まれ育った子どもの象も飼育されています。孤児園に保護されて人間に慣れた象は、野生に戻った後人間のいる村に近づいてしまう危険があるため、元気になってもジャングルには戻れず、寺院などに引き取られていくそうです。また孤児園近くの川では象の水浴びタイムがあり、その様子を見学することができます。

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    《ピンナワラ象の孤児園、象の水浴びタイム》

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       《黄金寺院入口と石窟寺院までの階段》
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  《石窟寺院のある岩山》      《石窟内の仏像》
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   《足裏の赤い涅槃像》     《石窟内に並ぶ仏像》

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《ガンガラメヤ寺院の仏像》
《コロンボのガンガラメヤ寺院》
 コロンボの中心部にあるベイラ湖近くにあるコロンボで最も大きな寺院です。広い敷地内には、煌びやかな多数の仏像だけでなく、世界中から寄進され集められた仏像や仏具、絵画、骨董品の類などが展示されています。

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        《寺院の入口と煌びやかな仏像》
  S4.JPG (89945 バイト)  S5.JPG (89566 バイト)  S8.JPG (74123 バイト)             《中国東方航空ビジネスの軽食と夕食》                     《お土産は紅茶がメイン》

 
往復とも福岡から上海経由、中国東方航空を利用しました。シェルシートでフルフラットになり快適ですが、新しい映画や日本語字幕がなく、食事もエコノミーと大差ないです(もちろん料金も格安)。スリランカのお土産は紅茶が定番、その他には象の可愛いイラストTシャツ、ペラヘラ祭りの最中に現地の子供相手に風船や笛などを売り歩くおじさんから買った「スリランカ地図」は、シンハラ語と英語で描かれているのでお気に入り、なんと100ルピー(80円)でしたし・・。

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