Kingdom of Bahrain(バーレーン王国)

 
 Etihad航空、バーレーン空港と街並み    
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        《バーレーン・ディナール:1US$=0.376BD 1BDは約260円@2013年》

 面積は約762平方kmで東京23区と川崎市を併せた面積とほぼ同じ大きさ、人口は約123万人、うちバーレーン人は半数、首都はマナーマ市、民族はアラブ人、言語はアラビア語、宗教はイスラム教で約7割がシーア派。古代バビロニア、アッシリア時代にはディルムーンという名の有力な貿易中継地であり、またBC3世紀から15世紀にかけては真珠の産地として栄え、18世紀にアラビア半島から移住したハリーファ家がバーレーンの基礎を作り、1932年に石油の生産を開始し、その後近代化を進め、1971年8月に英国から独立した歴史を持ちます。

 福岡 ⇒ 仁川 ⇒ アブダビ と乗り継いで、バーレーンへ到着です、今回は初めてEtihad航空を利用しました。バーレーンの入国に際して、機内で入国票をもらって記載しましたが、乗り継ぎや滞在しない場合は不要です。私はバーレーンから陸路でサウジアラビアへ入国するので、イミグレーションでその旨を伝えビザの2BDを払えば入国できます。帰りもサウジから陸路で入国しましたが、イミグレーションゲートでパスポートと2BDを渡しただけで、タクシーに乗車したままで入国できます。

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《Etihad航空機》

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《フレンチトースト》
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《コーヒーと言ったら・・》
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《アブダビ→バーレーンのラテ》
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《ファーストクラスのコーヒーとフルーツ》
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《ファーストクラスの夕食・前菜》

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          《Etihad航空機内》

 仕事でしたので、ビジネスクラスを利用しました。福岡 ⇒ 仁川までは、ファーストクラス6席とビジネスの12席で私一人という貸切状態、仁川からはビジネスも半分くらいの乗客でした。Etihad航空はサービスに定評がありますが、機内食も任意の時間に設定できます。でも仁川からの約10時間、機内の映画は字幕がアラビックもしくはハングル、機内誌やメニューなどはもちろん英語表記がありますが、アラビックとハングルが主体という情けない環境でした。お陰で、好きな映画が楽しめませんでしたので、翌日の仕事に影響しなかったのは言うまでもありません。

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        《Etihad航空ファーストクラス》

 中東へは前回のようにカタール航空のドーハ経由なら国内からJALで繋げるので荷物のピックアップもなく便利ですが、再び成田からバーレーンまでEtihad航空を利用しました。バーレーン空港の搭乗口で、確認するから少し待つようにと言われて最後に搭乗させられた際、ラッキーなことにファーストクラスへアップグレードされました。エミレーツのファーストクラス同様に写真のとおり個室となっており、CAさんがベッドメーキングまでしてくれ、パジャマに着替えないと言ったら自宅でご使用くださいとアメニティと一緒にもらって帰りました。ウェルカムドリンクのシャンパンも何種類か準備されており銘柄を聞かれますし、コーヒーもラテやエスプレッソなどが揃っていました。成田便なので食事は和食が準備されていましたが、和食ならJALやANAなどのビジネスのほうがお勧めです。でもバーレーンから成田まで、極めて快適に過ごせたことは言うまでもありません。
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       《バーレーン国際空港》

 日本の地方空港位の規模でしょうか・・、初めてでも迷うことなくイミグレーションを抜けられます。バーレーンは小さい島国で、Googleでも分かるように島全体が真茶色な国です、空港も滑走路や道路意外は舗装されてなく茶色のままです。でも空港を出てしばらくすると、茶色の島国から想像できない近代的なビルの立ち並ぶ市街地に入ります。

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《ペルシャ湾》
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《近代的なバーレーン市街》


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     《バーレーンのコーヒーショップ》   《ミディアムのアメリカンコーヒーとラテ》

 コーヒーショップでミディアムのアメリカーナを注文しました。私の手は普通サイズですが、コーヒーカップは直径約15cmもありました、こうなるとラージサイズが気になるのですが、周りを見渡しても皆さんこの大きさのカップでした・・。ちなみに価格は入国ビザと同じ2DBを渡して、小銭のお釣りがありました。2度目のバーレーンは、アメリカーナではなくラテを注文、飛行機の絵柄で思わず写真を撮りました。

 Kingdom of Saudi Arabia(サウジアラビア王国)

  King Fahd Causeway、アルコバール、ダンマン    
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《100SRと10SR(サウジリアル)、7upとCoke》
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《サウジアラビアのマクドナルド》

 面積は215万平方kmで日本の約6倍の広さ、人口は約3,000万人ですが外国人が1,000万人を占めています。首都はリヤド、民族はアラブ人、言語はアラビア語、宗教はもちろんイスラム教です。アルコールは飲めません、同じイスラム教でもホテル内など飲める国もありますが、サウジアラビアはイランと同じく全くアルコールが存在しません。産油国なのでガソリンは原油+精製費より安く、もちろん水やCokeより安いためか、大きな車が多いように感じました(日本車も多いがアメ車も多い)。リヤドやラスタヌラには大きな製油所がありますが、国内消費は賄えずガソリンは輸入に頼っています。もちろんサウジ国内では国内外国籍を問わず女性の運転は認められていませんので、運転手は全て男性です。通貨はSR(サウジリアル)、10SRが1バーレーンディナールで、SRもBDも普通に使えます。ちなみに1USD=3.75SRです。

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          《King Fahd Caseway》

 サウジアラビアに入国するためには、一般的には空路ですが、お隣のバーレーンから陸路でも入国できます。それがこのファハド国王の名前のついた橋、橋の途中でバーレーンの出国手続き、次いでサウジアラビアの入国手続きを受けます。サウジの入国にはビザが必要ですが、ビザがあるからといっても、すんなり入国できません。指紋や写真を撮られるのは分かりますが、とにかく審査官がダラダラと仕事をしてくれません。数人でおしゃべりばかり・・、これでも空路(空港)に比べれば数段速く入国することができます。

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夜になると海の中に一筋の光

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《ホテルの部屋とメッカの方角》

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《MERIDIEN》

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 サウジアラビアではアルコバールにある「SOFITEL」ホテルに宿泊しました。一泊朝食付きで200$、レストランには大きな水槽が設置され、部屋も広くロビーもきれいでした。部屋にはシャワールームと大きな浴槽もあり、中東ならではのメッカを示す矢印が天井にありました。

 2度目のサウジは、「MERIDIEN」に3泊しました。ここは以前に銃撃戦が繰り広げられたことでも有名ですが、入口のセキュリティが厳しいことと機関銃を装備した装甲車が入口に待機していることぐらいで、今はその面影が全くありません(内装はすっかりリフォームされていました)。全館禁煙でしたが、各部屋にバルコニーが付属しており、バルコニーでの喫煙は問題ないとのことでした。2階に「フュージョン」という海鮮レストランがあり、ここのメニューには「お寿司」も「刺身」もありました。朝食はバイキングで牛ベーコンや牛ハムをはじめ、各種フルーツまで揃っていましたが、朝食込みで1泊約27,000円はちょっと高いですね。

 3度目も前回同様「MERIDIAN」、夕食を「フュージョン」で済ませました。ノンアルコールビールとサラダにメイン、これで約6,000円。部屋やサービス(ウェルカムフルーツやチョコ、フロントの対応やタクシー)、セキュリティはアルコバールで一番ですが、朝食も約3,000円と料金もアルコバールで一番です。

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 建物が密集しているということがなく、何軒かがまとまっていたり、ポツンと建てられていたり・・。街中ではマクドナルドやケンタッキーも見かけました。中東では目覚まし時計が不要です、朝は「コーラン」の大音声でまだ起きなくてもいい時間に目が覚めます。

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《ケンタッキーもスタバもあります》

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        《アルコバールからダンマン》

 アルコバールからアブダビへ行くため、ダンマン空港まで車で行きました。アルコバールを抜けると左右に広がる砂漠と土漠、日本人が山や海を故郷と感じるように故郷は砂漠と考えられているようです。中東では国道沿いでも木陰でお茶をする習慣があります、何が楽しいのでしょうか・・

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《ブランコ?》
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《ピクニック?》

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《なぜかトムヤンクン》
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《ロブスターとエビ》

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    《シーフードレストランと地元のお客》

 アルコバールは海の近くなので、シーフードが本当においしかったです。ロブスターをはじめ、エビ、カニ、カキ、アワビなど堪能しましたが、これでビールやワインがあれば最高なのですが・・。ですから、ここに住む外国人(だけと思いますが)は、休み前になると橋を渡ってバーレーンへ遊びに行くらしいです、そして、そもそも飲酒運転という概念のない国で飲酒運転の事故が増加しているようです。

 「ニーハオ」と声をかけられ、日本人だと言うと色々質問された上に、「記念に自分の写真を撮れ」と意味不明でしたが、友人3人で食事に来たという現地の若者は、サウジの正装をされていたので、これもいい記念になりました。

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《サウジアラビアのダンマン国際空港》
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《バーレンへ向かう飛行機からの景色とお土産》

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