Russian Federation サンクトペテルブルグ その2 エルミタージュ美術館、エカテリーナ宮殿 ・・・写真の一部は、クリックで拡大表示されます・・・
《 正門入口の双頭の鷲 》 《 玉座の間 》
エルミタージュ美術館は、ロマノフ朝の財宝とソ連誕生後に国有化されたコレクションで溢れる世界四大美術館のひとつ。300万点を越える超える収蔵品は、地域、年代別に展示されている。正面入り口は、アレクサンドル円柱を中心とする宮殿広場に面し、その名声に恥じない美しい外観、内装も見どころのひとつです。写真はOKですが、入口で100Pを払い撮影チケットを携帯します、特に撮影禁止場所はありませんでした。
《外観》 《大使の階段》
《各ホール、ピョートル大帝の間》
《あまりに有名な展示品の数々》
《エカテリーナ2世、靴カバー》 エカテリーナ宮殿は、全長310mのロシア・バロック調の豪華な宮殿。最大の見どころは復元された「琥珀の間」、ここだけは撮影禁止です。もともと1717年にプロセイン王がピョートル大帝に贈った琥珀のモザイクで飾られていたが、第二次世界大戦時に、ドイツ軍が琥珀をロシア国外に搬出、現在もその行方は謎のまま・・・。サンクトペテルブルグ建都300周年に当たる2003年に復元されました。
《エカテリーナ宮殿》 青い外壁に白い円柱、随所に金箔が散りばめられた宮殿は、ピョートル大帝の娘である女帝「エリザヴェータ」の命によりイタリアの建築家「ラストレッリ」によって建設されました。帝は母エカテリーナ1世にちなんでこれを「エカテリーナ宮殿」と命名したとか。宮殿だけでなく、女帝をモデルにした像が立つ広大な庭園も必見、黄金に輝く装飾の外観は、ちょうど修復中でした。
《重厚な雰囲気の宮殿内部》 《エカテリーナ2世》 在位1762年から1796年、ドイツ貴族出身のエカテリーナ2世は、ピョートル大帝の孫で、エリザヴェータ女帝の甥「ピョートル3世」の妻。夫を無能な皇帝と判断し、クーデターにより夫を幽閉、自ら即位したつわもの。外政ではポーランドやトルコなどに領土を拡張し、内政では貴族や都市の特権を強化、フランスの思想家「ヴォルテール」と文通し、教養をも誇る。
《初めての日本人?》 ロシア領「カムチャッカ」に漂着した江戸時代の船乗り「大黒屋光太夫」は、日本への帰国許可を得るために、極東の果てから首都サンクトペテルブルグにたどり着く。彼が皇帝エカテリーナ2世に謁見した初めての日本人。光太夫の念願は後にかなえられ、漂着から10年を経た1792年に根室へ帰還した。入口を入って正面階段を上がると、美しい天井画が目を引く長さ47mの大広間に出る、ここが光太夫がエカテリーナ2世に謁見した場所だとか。
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