Russian Federation 黄金の環
  スズダリ 〜 ウラジーミル
   クレムリン、スパソ・エフフィミエフ修道院
   ウスペンスキー大聖堂、黄金の門

   ・・・写真の一部は、クリックで拡大表示されます・・・

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               《 モスクワからスズダリ 》     《 ススダリからウラジーミル 》

 モスクワの北東部に点在する古い都、それが首飾りが円を描くように位置しているため「黄金の環」と呼ばれる。スズダリはモスクワから北東に約220km、ウラジーミルはその途中、モスクワからは約185km、途中の景色はいつまでもどこまでも地平線・・・。 たしかに面積は日本の60倍もあるのだから・・・。 でも畑でもなければ、牧草地帯でもなく、もちろん住居も確認できず、季節がよく花が咲いていたり・・・。 とにかく広い、ほんとうに広い、でも一年の半分は真っ白?。

      
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 《スズダリ》
人口約1.1千万人、商業文化の中心スズダリ。15世紀以降は宗教の中心地となり、数々の石造りの教会や修道院が建設され、現在は歴史的建造物群が世界遺産に登録されています。小さな町ですが、建物が2階まで(3階以下)に制限されているため、のどかな風景が広がる「中世のおとぎの国」といった印象を受けます。街中には観光客相手?の馬車、中心部の広場ではバザーが開催されています。まだ高校生くらいの女の子からおばあさん(失礼)まで、ほとんど女性が働いています。バザーではマトリョーシカはもちろん、手作りのアクセサリーやプラトーク(ショール)なども売られています。

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《中心地のバザー》

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《何でもあります・・・?》

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          《聖母生誕大聖堂》
      

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          《絵を売るおじさんと絵を描く女性》
 《クレムリン》
聖地スズダリの中心的存在クレムリン。11世紀、三方をカメンカ川が囲む地にクレムリンが築かれ、内部の建物は、五つの円屋根に金色の星を散りばめた聖母生誕大聖堂や木造建築の教会など歴史的建造物の世界遺産を堪能できます。教会をバックに自分で描いた絵を販売するおじさん、その教会を木陰でスケッチする女学生仲良し二人組み、もちろん彼女たちのバックにも教会が、その教会をバックに自分で描いた絵を・・・ 。どこを見渡しても本当に素敵な教会群でした。

 《食べ物、飲み物》
ロシアといえばボルシチとピロシキ?
その他、歯の悪いストロガノフのために牛肉を柔らかく煮込んだ「ビーフ・ストロガノフ」、牛や豚肉のミンチを皮で包んでゆでたロシア風水餃子、写真のようにつぼ焼きもあります。ボルシチに限らずスープといえば「ビーツ」が入っていたような・・・、また日本で食べるピロシキは「揚げパン」ですが、ロシアではベークドしたものがほとんどのようです。主食は私の嫌いな酸味のある黒パンやサフランライスもあります。
飲み物は、なんといってもウォッカ?
意外にもビールは種類が多くて、どれもとてもおいしくいただけます、おまけに安い。写真はネフスコエ、苦味が少なく比較的軽く、レストランで40Pから50P(200円)、コンビニでは80円くらいです。その他、アルコール度数によって「0」から「9」まで番号のついているバルチカ、9番のアルコール度数は8%、「3」と「7」が一般的でした。またモスクワでは、ザラタヤ・ボーチカ、スタールィ・メーリニクなど、いずれもホテルの売店で20Pでした。


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          《レストランとペリメニ、ネフスコエ》

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 《スパソ・エフフィミエフ修道院》
1352年、カメンカ河畔の高台に建設された修道院。周りを囲む壁の高さは平均8m、長さは1160mにもおよぶそうです。内部の鐘楼では、ちょうど正時を知らせる鐘の演奏?を聞くことができました。手だけでなく両手両足を使って、鐘に繋がるロープを操作します、観光客が多かったので、「いつもより多く鳴らしました」とか・・・ガイドさんの弁。高台からの眺めが良いので、城壁をバックに絵を描く地元の若い方がたくさん。夏期で天気が良かったせいか、絵を描く若い女性は水着姿、短い夏を楽しんでいるようでした。

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                         《黄金の門、大聖堂からの景色》

人口約36万人、1108年にウラジーミル・モノマフ公が小高い丘の上に要塞を造り、自分の名前を与えた「大公国の首都として北東ロシアに輝いた」街。スズダリ同様に歴史的建造物は、世界遺産に登録されています。街の入り口には、かつて首都の守りを固めていた黄金の門がどっしりと構え、その左右には当時は高さ9mもあったという土塁が続いています。現在、車は黄金の門を通過することができませんが、歩行者は今も通過することができます。ウラジーミル生まれの人と他都市生まれの方の結婚に際しては、新郎が新婦を抱きかかえてこの門をくぐると聞きました(新郎が他都市の場合と新婦が他都市の場合で門をくぐる方向が異なる、どっちがどっちだったか忘れてしまいました)。

 《ウスペンスキー大聖堂》 
12世紀後半に石灰岩を用いて建設されたウラジーミルを代表する金色の円屋根が美しい石灰岩建築の傑作。15世紀初頭にアンドレイ・ルブリョフが描いたフレスコ画が今も祭壇前の天井に残っています。また同じ敷地内にある聖ドミトリエフスキー聖堂は、聖書や神話の世界が描かれた外壁のレリーフがとても素敵です。

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 《大聖堂広場》
かつてはロシア正教会の中枢だった大聖堂を中心に、天才イコン画家「アンドレイ・ルブリョフ」の像やドミトリエフスキー聖堂奥の展望台までは、緑の多い整備された公園になっています。スズダリ、ウラジーミルに限らず公園や建物の入出口、ちょっと一服したいな〜 なんて思う場所には、必ずと言って良いほど「灰皿」が準備されています。私はヘビースモーカーではありませんが、大変快適なロシアでした。

   btn2.gif (444 バイト)  h7.jpg (7185 バイト) h3.jpg (6441 バイト) h4.jpg (6986 バイト) → 日本と同じですね!
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