Russian Federation モスクワ
  モスクワ市内 〜 クレムリン 〜 セルギエフ・ポサード
   赤の広場、聖ワシリー寺院、グム百貨店、武器庫、ウスペンスキー寺院
   トロイツエ・セルギエフ大修道院

   ・・・写真の一部は、クリックで拡大表示されます・・・

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             《 ルーブル 100P紙幣 》             《 出国カードとバウチャー 》

 写真は100ルーブル、紙幣は5,10,50,100,500,1000Pの6種類、100US$=2630Pだったので、1ルーブルは約4.5円(1US$=117円)。でも同じホテルで10,000JP円を直接両替すると1992P、つまり1ルーブルは約5円になります。入国にはビザのうえ、入国カード、出国には出国カードだけでなく、滞在先の支払い証明書(バウチャー)も必要になります。写真は左右ですが実際には上下につながっています、そして旅行中は、パスポートに加えて入国スタンプの押された出国カードと、バウチャーを携帯しなければならないのだとか・・・。


 《ロシア、モスクワ》
1991年にソビエト連邦から独立しロシア連邦へ、首都はモスクワ、人口約1.5億人に対して面積は日本の約60倍。そのほとんどが北海道より北に位置し、モスクワは北緯56度、サンクトペテルブルグでは北緯60度、気候のよい7月初旬を選んだはずでしたが、朝は4時から明るく、夜は日が暮れません(サンクトペテルブルグでは2時まで明るい・・・夜は2時間弱、いつ寝るロシア人?)、おまけに天気が良すぎて日中は30度を超え、北緯60度を疑いました。昔の北海道と同じで、車はもちろんホテルの部屋にもエアコンがありません、もっとも比較的乾燥しているので風は爽やかで木陰は快適です。ホテルの各階には階担当フロントがあり、そこでキーを受け取ります(バスタブのある部屋では同時に栓ももらいました)。中国でも同様の経験をしましたが、これは社会主義の名残なのでしょうか。ロシアといえばマトリョーシカ、ホテルの売店やデパートでは高価ですが街の中や観光地の露店などでは比較的安く求めることができます。写真ピンクの煌びやかな、高さ12cm、米粒までの10体組で1500〜1700円くらい。

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《すっかりお昼のAM5時、やっと夕焼けのAM1時、ホテル@モスクワ》

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《鍵とタブの栓》    《これぞロシア土産? 3種のマトリョーシカ》

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             《赤の広場》

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      《聖ワシリー寺院》

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     《グム百貨店全貌と入口》

 《赤の広場、聖ワシリー寺院、グム百貨店》
レーニンが眠る廟、ロシア一美しいといわれる聖ワシリー寺院、グムなどロシアを代表する赤の広場。長さ700m×幅130m、14世紀前半クレムリンの門前にできた市場が始まりだとか・・・。「赤い」という形容詞は当時「美しい」という意味だったので、本来は「美しい広場」。18世紀には、ここに民衆が集結したり、ステンカ・ラージンの処刑も行われた。旧ソ連時代にはメーデーや革命記念のパレードなどが行われ、石畳のこの広場をTVで目にしました。
カザン・ハン国への戦勝を記念して、イワン雷帝が建設した、聖ワシリー寺院。中心のボクロフスキー聖堂を8つの聖堂が取り囲む姿は、国家の統一とそれを支える階属性を象徴したもののようです。ネギ坊主?の鮮やかな色彩は、17世紀に施されました。
1893年に建立された歴史を持つグム、内部も写真のようにとてもきれいで、各ストリートには「それなりのコンセプト」があるように感じました。有名ブランド店も数多くありましたが、買ったものは30Pのマトリョーシカもどきのキーホルダー8個だけでした。

   r9.jpg (12411 バイト) ⇒ グム百貨店内部

 《クレムリン》
クレムリンは「城塞」を意味し、モスクワに建設されたのは12世紀、ユーリー・ドルゴルーキーの時代。クレムリンの城壁の長さは2235m、総面積は28万平方m、サボールナヤ広場を中心に、ウスペンスキー大聖堂、皇帝廟のあるアルハンゲリスキー大聖堂など金色の円屋根を持つロシア正教の寺院が立ち並んでいます。
 ウスペンスキー大聖堂: ロシア正教の府主教会として歴代皇帝の戴冠式が行われました。1474年、ウラジーミルの大聖堂を模して建てられたのですが、直後に地震で崩壊したため、イタリアの建築家を招いて再建されたとのことです。
 アルハンゲリスキー大聖堂: 1505年イワン大帝の死を目前に大聖堂兼皇帝廟として建設が開始され、その後ピョートル2世など皇帝54名が眠る「大天使(アルハンゲル)」を意味する大聖堂です。
 ブラゴヴェシェンスキー大聖堂: イワン大帝の命によりロシア人建築家建設し、16世紀半ばの火災の後、イワン雷帝が修復した私的な寺院です。
 大クレムリン宮殿、大統領府: ニコライ1世が建てた大宮殿で、大統領が各国からの賓客との会見に使用される迎賓館的な存在。大統領府は1930年に将校養成学校として建設されたもの。
 武器庫: 歴代の皇帝が収集した王冠、宝石など宝物が展示されている博物館、エカテリーナ2世が実際に使用していたという黄金の馬車など、どこに保存されていたのかと疑いたくなるほど・・・ とにかく圧巻、撮影禁止が残念でしたが、入り口で「モデル撮影」が実施されていました。
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 r11.jpg (71490 バイト) ⇒ ウスペンスキー大聖堂
 r12.jpg (59065 バイト) ⇒ ブラゴヴェシェンスキー大聖堂
 r13.jpg (115627 バイト) ⇒ 大クレムリン宮殿
 r14.jpg (97551 バイト) ⇒ 大統領府
 r16.jpg (14255 バイト) ⇒ 大砲の皇帝
 十二使徒教会の横にある、1586年に鋳造された大砲。口径はなんと89cm、重さ40ton、当時世界最大を誇っていたが、幸いにも実際に使用されたことはないとのこと。大きければ良いというものでもないように思うが・・・、また側に置いてある弾はもちろん装飾用。

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 《セルギエフ・ポサード》
モスクワの北北東70kmに位置し、トロイツェ・セルギエフ大修道院を中心とした街。1345年、聖セルギーが僧庵を建てたのが始まり、若き日のピョートル大帝が政敵から身を隠したこともあったといい、現在も大修道院には300人の修道僧が生活しているとのことです。入口で撮影券(確か100P)を購入すると、讃美歌の入ったCDを「おまけ?」に頂けます。また入口から修道僧が、内部の案内をしてくれます。
修道院へ通じる道には、お土産やさんやレストランがたくさんあります。マトリョーシカもたくさんあって、今回の旅の観光地の中では一番安かったように思います。

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             《レストランにて》


 《その他のモスクワ、アルバータ通り》
古くから芸術家が集うアルバータ通りの散策は楽しい、歩行者天国になっており通りの左右には商店が、通りの中央には露店が続きます。また通りには多くの自作の絵を売る若き芸術家や似顔絵描きを見ることができます。もちろん露店だけではなく、お土産物店やロシア料理の店もあります。入りませんでしたが、白黒牛がシンボルの「ムームー」は、お手ごろ値段でロシア料理が食べられるレストランで大人気でした。
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 《モスクワの地下鉄》
200近くもある地下鉄の駅の中には、ステンドグラスや壁画、天井画、人物像など公共の交通機関の乗り場ではないような豪華な装飾が施されたところもあります。でもシェルター代わりになるとかで地下深く、そこへ通じるエレベーターの長くて速いこと・・・お年よりが、よく転ばないと思うほど本当に速いです。エレベータだけでなく、電車のドアの開閉も極めて速く、いきなり閉まってしまいます(乗り降りお構いなし?)。スリに注意と言われていましたが、子供を連れたジプシー女性が狭い通路で立ち止まり・・・、被害はなかったようですが、その現場を目撃するとは思いませんでした。
 train6.jpg (51425 バイト) train5.jpg (8176 バイト) ⇒ モスクワ地下鉄駅と地下鉄電車

 《サンクトペテルブルグまでの列車の旅》
モスクワを23:30に発車し、サンクトペテルブルグへは翌7:40に到着しました。時間は正確で、4名利用のコンパートメントに2人だったので比較的快適な列車の旅でした。室内にはミネラルウォーター、パン、ジュースをはじめチョコレートやヨーグルト、サラミにハム、チーズなど色々な詰め合わせが4名分置かれていました。急いで購入してきたビールには、少し脂っぽいけど辛いサラミがぴったりでした。

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 《到着した駅》           《2等寝台の乗車券》            《サービスの食べ物?》

各車両には車掌さんが1名常駐しており、色々とお世話をしてくれます。モーニングコーヒーかティーか? 聞かれたのでコーヒーをもらったら、しっかり10Pとられました(もっとも45円ですが・・・)。
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          《先頭車両》                    《客室のある車両》          《車掌さんと》

   btn2.gif (444 バイト)  h2.jpg (11813 バイト) → こんな風景を、いたる所で見ることができます!
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