Republic of Latvia ラトビア共和国 世界遺産リガ歴史地区(聖ペテロ教会、大聖堂)、バウスカなど ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・
《火薬塔》 《聖ペテロ教会》 《ブラック・ヘッド・ハウス》
プルヴェルトルニス(火薬塔)は、20世紀の独立の戦いに焦点を当てたラトビアの軍事に関する博物館となっています。
1209年に建造されたルター派の聖ペテロ教会は、1523年まではカトリック教会として機能していました。リガのシンボルにもなっている高さ約123メートルの塔は、17世紀にはヨーロッパ一の高さを誇る木造の塔でしたが、1721年に落雷により消失し1764年に再建されたものの、1941年に第二次世界大戦の爆撃を受けて再び破壊されてしまいました。現在は鉄筋の塔に建て替えられており、約70メートルの高さまでエレベーターで上ることができます。塔の上からはリガの旧市街のパノラマが望めます。 ブラック・ヘッドとは、中世のバルト海沿岸諸都市にあった独身男性の集まりです。美しいゴシック様式のこの建物は、1334年に初めて文献に登場する中世ギルドメンバーのパーティー・ホールとして使われていました。1941年にドイツ軍の空襲で破壊されましたが、2001年のリガ市建都800周年祝賀記念事業として1999年に再建。現在もパーティー会場やコンサートホールとして使用されています。
《リガ歴史地区》 ダウガヴァ川の東にある歴史的、そして地理的にもリガの中心部となっているエリアです。13世紀から18世紀にかけて繁栄したこの界隈には、大統領府として利用されているリガ城をはじめとする政府機関が置かれ、また美術館や博物館、レストラン、カフェ、ギャラリー、そして商店がひしめき合っています。戦火を免れほぼ完璧な形で残された多くの中世の建物があるこのエリアは、リガ歴史地区として1997年にユネスコ世界遺産に登録されました。 《聖ヨハネ教会》 《猫の家》 ドミニコ修道院の礼拝堂として使われていた聖ヨハネ教会は、15世紀に2人の修道僧が自らすすんでここに幽閉され、窓を通じて食料と水の受け渡しがされていと言われています。 リーヴ広場近くの北側に猫の家と呼ばれる建物があります。昔、裕福なラトヴィア商人が住んでいたそうですが、ラトビア人というだけで、ドイツ人がギルドを拒否したことから、怒って、大ギルド会館に尻をむける「猫」を屋根に付けたとのことです。
《花と緑で気持ちいい、貴族の館で今はレストラン》
《スィグルダ城跡、13世紀前半に建てられ今は破壊された姿》
《塔の上からは360度のパノラマ》 《狭くて急な薄暗い階段を上ります》 《トゥライダ教会》
バルト系諸部族やリーブ人がドイツ人を相手に戦いを繰り広げ歴史の舞台となった、スィグルダ近郊にある赤レンガの古城がトゥライダ城です。この城は現在修復され、博物館として公開されているほか、42ヘクタールもあるというトゥライダ博物館保護区には、ラトビアの民謡をテーマにした公園や木工職人の工房、彫刻などが展示されており、のんびり散歩するにも適しています。 トゥライダ城は、薄暗い急な階段で塔の最上部まで上ると、そこには窓から360度のパノラマが広がります。 トゥライダ城の入り口には、木造のトゥライダ教会とトゥライダのバラといわれたルァザの墓があり、花が手向けられています。恋人への純潔を貫いて死を選んだ悲しい物語が今に語り継がれており、ここで愛を誓えば成就するとかしないとか・・。
《グートマニスの洞穴》 《刻まれた文字は呪術?》
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