Germany ドレスデンとマイセン エルベ川のフィレンツェ、磁器の産地 ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・
《マイセン》 エルベ川の河畔に開けた街で、世界を代表する磁気の産地。ベッドガーはアウグスト1世に命じられ磁器の開発に成功すると、ザクセン候の居城で15世紀に建てられたゴシック様式のアルブレヒト城内に陶磁器を作る工場が造られました。
【ツヴィンガー宮殿】 ザクセン王アウグスト1世が1709年から約30年をかけて建設したバロック建築の傑作。内部は映画館や博物館になっています。磁器コレクションは、アウグスト1世が集めた日本や中国の陶磁器、初期のマイセンも展示されています。あいにく天気が悪く小雨まじりでしたが、広大な敷地に建つ宮殿は美しく、中庭の噴水(池)に映る姿は、まさにドイツ・バロック建築の傑作です。
【フラウエン教会】 1743年に完成したバロック様式の聖母教会。石の釣り鐘の異名を持つドームは高さ約96mで、その規模はバチカンの聖ピエトロ寺院に匹敵するものです。こちらも第二次世界大戦の爆撃により、ドームは崩落してしまいましたが、2005年からは優美な姿を取り戻しています。 百塔の都と称されるドレスデンは、街中の建物が見事に修復され今では爆撃の悲惨さを感じることはできませんでした。でも建物をよく見ると黒い当時の石・レンガと修復されたきれいな白い石・レンガの違いを見ることができます。
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