Republic of Finland フィンランド共和国
 
 首都ヘルシンキ観光(ウスペンスキー寺院、かもめ食堂など)
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   《成田空港出発ゲート》       《自然に恵まれた国》      《JAL直行便で約10時間》   《ヘルシンキ・ヴァンター空港》 

 面積は33.8万平方kmと日本よりやや小さく、人口は約543万人、首都はヘルシンキ(人口約61万人)、言語はフィンランド語とスウェーデン語(全人口の約5%)、宗教はルーテル教(国教)と正教会(国教)。 国土の2/3が森林で1/3が北極圏、約18万もの湖がある自然に恵まれた国で、サウナやキシリトールガム発祥の国。主食はジャガイモでトナカイ肉料理やサーモンをビールやロングジンと共に楽しめます。首都ヘルシンキへは成田空港からJAL直行便で約10時間と最も近いヨーロッパ、入国書類等もなく入国審査で「どこへ行くか」「何日間か」との質問に答えたのみです。

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   《ヘルシンキ中央駅》       《観光に便利なトラム》
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    《トラムに乗車》            《トラムの車内》

 先頭車両で1時間3ユーロ、24時間8ユーロのチケットを購入すれば、市内のタクシーを除く公共交通機関は乗り放題です。時間内なら改札も不要、だったらチケットも不要ですが、ごくまれに検札があるようです。路線図を見て行きたい路線の番号のトラムに乗り、降りたい駅(の少し前)でボタンで合図すれば停車してドアが開きます、乗る時は車両に付いたボタンを押せばドアが開きます。ベビーカーを使用している方は、公共交通機関が無料というのも北欧の充実した福祉の一環ですね。
 「バルト海の乙女」と呼ばれる美しい街「ヘルシンキ」。1812年当時の統治者ロシア皇帝アレクサンドル1世がトゥルクよりこの地に遷都したことから、建物や街並みにロシアとスウェーデン統治の名残が感じられます。市の中心はヘルシンキ中央駅からアレクサンテリン通り、エスプラナーディ公園を挟む南北のエスプラナーディ通り、ヘルシンキ大聖堂、マーケット広場とエテラ港まで歩いて観光することもできます。ヨーロッパらしく自転車で移動される方が多く、歩行車道と自転車道が分離されている所が多いので慣れない私たちは注意が必要です。エスプラナーディ公園では、ストリートミュージッシャンの素敵な演奏も堪能できました。

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 《分離された歩行者と自転車》  《ストリートミュージッシャン》

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   《ロシアやスウェーデンの色合いを残す市内の建物》
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          《ヘルシンキ大聖堂と元老院広場》

 ルーテル派の本山となる教会で、碧のドームと白い外壁のコントラストが美しいヘルシンキのシンボル。教会前のアレクサンドル2世の像が建つ元老院広場は、市民や観光客の憩いの場となっています。

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《ヘルシンキ大聖堂》
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《大聖堂の内部》

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  《ウスペンスキー寺院》       《ウスペンスキー寺院祭壇》

 赤レンガ造りの北欧最大のロシア正教会、エテラ港に続くマーケット広場を抜けると小高い丘の上にそびえる赤レンガが目に入ります。内部鑑賞は曜日によって時間が異なったり、月曜日はお休みのようなので、事前に確認した方が無難です。でも内壁に描かれたテンペラ画キリストと12使徒は見逃せません。
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《ウスペンスキー寺院内部》

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   《テンペリアウキオ教会》     《自然の岩を背にした祭壇》

 別名「ロックチャーチ」と呼ばれる、岩に囲まれ、ドーム型の屋根、ガラス張りの天井を持つルーテル派の教会で、内部は天窓から降り注ぐ光がむき出しの岩を照らし、外観とは一転した優しい自然の趣を感じられます。

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《テンペリアウキオ教会のパイプオルガン》

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《かもめ食堂の内部》

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《お勧め料理はトナカイの煮込みとミートボール》

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            《かもめ食堂の外観》

 2006年公開の小林聡美、片桐はいり、もたいまさこさん等が主演されたフィンランドで飲食店を営む日本人女性のシンプルで力強くユニークな物語の映画「かもめ食堂」の舞台です。市内の居住区で分かり難い場所ですが、フィンランド料理を日本人向けに調理されていて、料理にはサラダバーやドリンクバーも無料ですし、注文や支払いもすべて日本語が通じるのが何よりです。予約して伺いましたが、店内のほとんどは日本人観光客でした。
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   《バルト海の乙女像》   《室内マーケット外観》

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     《マーケット市場》      《エテラ港》

 エスプラナーディ公園をエテラ港に向かって抜けると、美しい噴水を持つバルト海の乙女像が飛び込んできます。裸婦は相応しくないとの世論に対抗した作者は、乙女のおしりを市庁舎へ向けたと言われていますが真意は定かではありません。その先にはエテラ港に面したマーケット広場が広がり、果物や野菜、魚介類、工芸品、お土産物、その場で調理する屋外レストランなどが建ち並んでいます。エテラ港に向かって右奥には室内マーケットがあり、ここでも魚介類やチョコレート、ケーキなどのデザートを直接買うこともその場で食べることもできます。もちろん観光客がほとんどなのでしょうが、ヘルシンキの市民生活を垣間見れた感じです。

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《毛皮の帽子やベスト》       《きれいなお花屋さん》
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《室内マーケットのデザート》    《イチゴとブルーベリー》
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《フィンランドとヘルシンキ市庁舎》

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      《切符売り場》            《乗船開始》            《Baltic Queen》         《船の速度を体感》

 フィンランド湾をはさむ対岸はバルト三国エストニアの首都「タリン」、タリンへはランシターミナルからタリンクシャトル(高速船)で約2時間です。高速フェリーですがBaltic QueenやSuperStarは9階建ての大型船で、レストラン/パブ/スーパーマーケット/免税店などが揃っています。最上階のデッキでは高速船の速度を体感できますが、飛ばされそうな風圧に注意です。

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