EGYPT エジプト・アラブ共和国
 
 カイロ、ギザ、アレキサンドリア観光
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《 ピラミッド、考古学博物館の入場券 》

 ポンペイの柱は10£E(約200円)、その他ほとんどは40£E(約800円)。どこも入口で空港のような手荷物検査とX線、外からの撮影はOKですが、内部の撮影はほとんどNG、ピラミッド内部や考古学博物館などはカメラの持ち込みもできません。

 《ムハンマド・アリ・モスク》
 エジプト独立の功労者、ムハンマド・アリによって建てられたモスクで、アラバスターが多く使用されているため、アラバスター・モスクとも呼ばれています。柱や壁もアラバスターが使われており、ミナレットや時計台とよくマッチして、とても美しいモスクです。

 モスクの中庭、靴を脱げばモスクの内部も見学できます。内部は写真撮影もOKでシャンデリアやステンドグラスもきれいでした。

 高台に位置しているため、モスクを出た外庭は「カイロ市街が一望」できる展望台のようでした。またモスク全体が納まる「写真撮影絶好ポイント」もあります。

 ここに限らずイスラム圏では、ムスリムでなくても「かた」「へそ」「ひざ」が見える服装は避けたほうが良いでしょう。もちろんノースリーブや短いスカートでモスクへ入ることはできません。観光客用に入口で、すっぽりかぶれる布を貸してくれるところもありますが、本来の目的でモスクへお祈りに来ている方もいるので、最低限のルールは守りたいですね。

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 《ピラミッド》
 エジプトといえばピラミッド。砂漠のど真ん中に、忽然と現れる・・・と思っていましたが、ギザの市街地からすぐ近く、ピラミッド通りとよばれる大通りからもすぐ近く、砂漠の真ん中というよりも街のはずれという印象でした。一度は実物を見たい!と思っていましたが、その思いは私だけではなく、写真のように日本人はもちろん、世界各国からの観光客で溢れています。

 

 権力を誇示するために造られたといわれていますが、その使用目的には、諸説があるようです。ギザの三大ピラミッド、一番大きなピラミッドは「クフ王」、頂上は写真のようにわずかに崩れてしまっています。頂上まで本来の形を維持して、頂上付近は化粧石まで残っている一番きれいなピラミッドは「カフラー王」、内部を見学することができますが、カメラの持込はできません・・・とはいえ、狭くて暑くて臭い通路を、中腰で登ったり下ったりして着いた所は石の部屋、どうしてカメラの持込が禁止なのか分かりませんでした。そして一番小さいピラミッドは「メンカフラー王」のピラミッドです。

 

 

 

 


 《スフィンクス》
 ピラミッドといえばスフィンクス?。一番きれいなカフラー王のピラミッド参道に、人面獣身のスフィンクスがあります。カフラー王の墓を守る目的で造られ、顔は「カフラー王」、身体は「ライオン」といわれています。意外に大きく全長は57m、高さは20mもあります。

 

 TV番組「トリビアの泉」で、スフィンクスは「ケンタッキー」を向いているというのがありました。参道前の道路沿いに確かに「ケンタッキー」があり、スフィンクスの後ろから眺めてみると、本当に「ケンタッキー」向いていました。この店のレシートに「スフィンクス店」と入っているので、レシートを記念にするようです。

 《ポンペイの柱など》
 カイロから特急電車で約3時間、地中海に面した美しいリゾート地「アレキサンドリア」に到着します。紀元前4世紀にアレキサンダー大王の命により造られた都市で、今は「地中海の真珠」と呼ばれる街です。コム・エル・シュカファのカタコンベ(地下墓地)、高さ30mもある「ポンペイの柱」この柱は「セラピス神殿」のものといわれていて、少なくともポンペイとは全く関係ありません。

 

 《博物館など》
 フランス人考古学者「オーギュスト・マリエット」によって創立された「エジプト考古学博物館」、ギリシア・ローマ時代の遺物を集めた「グレコ・ローマン博物館」、時代は新しいが「マニアル・パレス」のコレクションなど貴重な古代文化遺産を見ることができます。

 エジプト考古学博物館は、1階:時代王朝別、2階:テーマ別と展示されており、とにかく広い。カメラの持ち込みはできず、目で見て記憶するしかないですが、2階の「ツタンカーメン王」のコーナーでは、王の墓から発掘された秘宝、ミイラがかぶっていた「黄金のマスク」、22金製といわれる110kgもある「黄金の内棺」、金箔でかざられた「金箔の玉座」なども、この目で見ることができました。

 グレコローマン博物館は、内部の撮影(フラッシュ撮影)もOKでした。写真は唯一残っている「クレオパトラ」の像です。鼻は高そうですが、あまり原形をとどめてなく、「美人か否か」は、見る人次第のようでした。

 

 《お土産》
 エジプトのお土産といえば、スフィンクスにピラミッド? それともパピルス? OASISホテル横のお土産やさんで、3個セット(大中小)のピラミッドが10US$、小だけ欲しいといったら3$、スフィンクスは1個が10$「合計3+10US$」。いらないと言って、結局交渉の末「合計5US$」で買いました。パピルスの額とアクリルケースは、日本に帰ってから買いました。

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