《ポンペイの柱など》
カイロから特急電車で約3時間、地中海に面した美しいリゾート地「アレキサンドリア」に到着します。紀元前4世紀にアレキサンダー大王の命により造られた都市で、今は「地中海の真珠」と呼ばれる街です。コム・エル・シュカファのカタコンベ(地下墓地)、高さ30mもある「ポンペイの柱」この柱は「セラピス神殿」のものといわれていて、少なくともポンペイとは全く関係ありません。
《博物館など》
フランス人考古学者「オーギュスト・マリエット」によって創立された「エジプト考古学博物館」、ギリシア・ローマ時代の遺物を集めた「グレコ・ローマン博物館」、時代は新しいが「マニアル・パレス」のコレクションなど貴重な古代文化遺産を見ることができます。
エジプト考古学博物館は、1階:時代王朝別、2階:テーマ別と展示されており、とにかく広い。カメラの持ち込みはできず、目で見て記憶するしかないですが、2階の「ツタンカーメン王」のコーナーでは、王の墓から発掘された秘宝、ミイラがかぶっていた「黄金のマスク」、22金製といわれる110kgもある「黄金の内棺」、金箔でかざられた「金箔の玉座」なども、この目で見ることができました。
グレコローマン博物館は、内部の撮影(フラッシュ撮影)もOKでした。写真は唯一残っている「クレオパトラ」の像です。鼻は高そうですが、あまり原形をとどめてなく、「美人か否か」は、見る人次第のようでした。
《お土産》
エジプトのお土産といえば、スフィンクスにピラミッド? それともパピルス? OASISホテル横のお土産やさんで、3個セット(大中小)のピラミッドが10US$、小だけ欲しいといったら3$、スフィンクスは1個が10$「合計3+10US$」。いらないと言って、結局交渉の末「合計5US$」で買いました。パピルスの額とアクリルケースは、日本に帰ってから買いました。
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