Republic of Bulgaria ブルガリア共和国
 
 ソフィア、ボヤナ、カザンラク(トラキア人の墓やボヤナ教会)
   ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・

 バルカン半島を横断する通商路の要衝に位置するブルガリア共和国は、面積約11万平方キロメートルで日本の約3分の1、人口は約720万人、首都はソフィア、民族はブルガリア人が約80%、トルコ系約10%、言語はブルガリア語、宗教は大多数がブルガリア正教(ギリシャ正教等が属する東方教会の一派)、2007年にEU加盟、通貨はレヴァで1ユーロが1.956レヴァ(約65円)、平均月収は1,000レヴァ以下なので約6万円くらいとのことです。

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            《10レヴァ紙幣と20レヴァ紙幣》
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  《ルーマニアから陸路でブルガリアへ》          《ソフィアの空港からイスタンブール経由で帰国》
《イワノボの岩窟教会》
 ブルガリアの北部ルセの近くイワノボ(イワノヴァ)の岩窟教会、ちょっとした山道を10分程度登ると岩をくり抜いた教会があります。世界遺産に登録されているイワノボ岩窟教会群、一時期は300を越す礼拝堂や聖堂が造られ聖地として栄えましたが、14世紀にオスマン朝の支配下となり、そのほとんどが放棄されたようです。
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      《見上げる高さの岩窟教会とその入口》
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              《洞窟内でもお土産を売っていました》

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《岩窟教会内のフレスコ画》

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《13〜14世紀に描かれたフレスコ画》

《ベリコタルノボ》
 バルカン山脈の東部にある、かつてはタルボと呼ばれ第二次ブルガリア帝国の首都として栄えました。ブルガリアといえばヨーグルト?、シュピカン峠にあるお店では、珍しい水牛のチーズを食べることができます。でも水牛に出会うことはありませんでした・・。
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     《シュピカン峠、水牛のヨーグルトが有名なお店》
《ツァレベツの丘》
 蛇行するヤントラ川のほとりに開けた街、最盛期はバルカン半島のほとんどを支配下に置きますが、やがては衰退しビザンツ帝国に屈服、14世紀末にはオスマン朝の支配下に入ります。その後、500年にわたるトルコ支配から独立を達成した1879年には、新生ブルガリア王国の国会が開かれました。
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    《ツァレベツの丘》  《頂上の教会は大主教区教会》
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   《ホースシューベント?》   《アセネフツィー記念碑》
《バラ》
 ヨーグルトの次はバラ、世界に名高いバラの産地で、毎年5〜6月にバラ祭りが行われます。バラ博物館ではバラの香油精製に用いる道具やその製造工程を見ることができます。
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           《盆地に広がるバラ畑》
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           《バラは開花前に収穫》
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          《バラ博物館の蒸留装置》
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           《バラから香油を採取》

《トラキア人の墓》
 世界遺産に登録されているトラキア人の墓は、カザンラクの町の北東部の丘にあります。この墓地は、第2次世界大戦中の1944年に、防空壕を掘っていた兵士たちによって偶然発見され、発見時は既に盗掘されていたそうです。墓地は保護措置のため、一般人の立ち入りは禁じられており、保存建物(墳墓)のそばに精巧なレプリカが公開されています。
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           《この中にオリジナルが》
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        《これらは忠実に再現されたレプリカ》

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《教会、カブレシュコフ・ハウス、リュトフ・ハウス》

《ハウスミュージアム》
 コプリッフシティツァは、昔ながらのしっとりした町並みが残る小さな町、ブルガリアで一番最初に「美術館都市」宣言をしたことで有名な町です。個性的で豪華な伝統家屋が多く残っており、現在6つの家屋が19世紀のブルガリアの生活を伝えるハウスミュージアムとして一般に公開されています。

《ボヤナ教会》
 ブルガリアの首都ソフィア郊外のボヤナ地区に建つブルガリア正教会の教会堂ボヤナ教会。10世紀後半〜11世紀初頭に建てられ、増築で拡張され現存する形が完成したのは19世紀半ばとのこと。内部の写真撮影はできませんが、1259年に遡るフレスコ画がとても綺麗に残存しています。ボヤナ教会は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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       《増築の様子が外観から伺えるボヤナ教会》

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《教会一帯はちょっとした森》
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《プロヴディフ》
 トラキア平原に位置するブルガリア第二の都市、紀元前4世紀にはマケドニア王フィリップの名をとってフィリップポリスと呼ばれました。旧市街と新市街の境目にはジュヤマ広場、ローマ時代の競技場跡やオスマン朝時代に建てられたモスク、このモスクはミナレットがとても美しいことで有名です。訪れたのはGW、ちょうどイースターで各所で飾り付けられた卵を見ることができました。ホテルでもウェルカムフルーツではなく、お部屋にはウェルカムエッグが置かれていました。
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          《ジュマヤ広場、競技場跡》
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   《街の噂話に耳を傾けるMILJOさん》

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  《高台にある教会、イースターのミサが行われていました》
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  《ローマ時代の遺跡の周りはおしゃれなカフェ》

《リラの僧院》
 緑深いリラの山中、標高約1,150mにひっそりたたずむリラの僧院は、ブルガリア正教のシンボル的存在の聖地で世界遺産にも登録されています。創始者は10世紀のイヴァン・リルスキ、第2次ブルガリア帝国時代は歴代の王の寄進を受けて繁栄し、キリスト教が制限されたオスマン朝統治下でも変わらずに活動を続け、最盛期には3,600人もの修道僧が寝食を共にしたとのことです。
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    《リラの僧院入口》       《聖母誕生教会》

《聖母誕生教会とフレリョの塔》
 中庭の中央に陣取る教会で周囲を4階建ての僧坊に囲まれ、遠くには雪山が見えます。外壁や天井は色鮮やかなフレスコ画で埋め尽くされています。内部(撮影禁止)にあるイコノスタスは、黄金で飾られています。
 1883年の火災の難を逃れて現存する唯一の建物がフレリョの塔、14世紀に建てられ今も鐘楼として使用されていますが、1階部分は土産物店になっています。
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  《天井のフレスコ画と聖母誕生教会の内部》
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  《天井のフレスコ画とフレリョの塔》

《ソフィア》
 バルカン半島を横断する通商路の要衝に位置するブルガリアの首都ソフィア、紀元前7世紀に遡るトラキア人、ローマやビザンツ、オスマン朝、共産党独裁時代と様々な時代の建物が残っています。
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《アレクサンダル・ネフスキー寺院》
 広場の中央に堂々と鎮座するソフィアを代表するモニュメント、高さ60mの黄金のドーム、ブルガリア最大の規模を誇ります。1882年に着工され1922年に完成しました。
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 訪れた日は写真のイコンが初お披露目とかで、ものすごい行列でした。
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    《大統領府の毎正時に行われる衛兵の交代》


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《聖ペトカ地下教会、聖ニコライ教会、聖ゲオルギ教会》
 街の中心ネデリャ広場に埋もれるように建つ、14世紀に建てられた聖ペトカ地下教会。現存するソフィア最古の建物といわれ、古代都市セルディカの一部で4世紀に建てられた聖ゲルギオ教会など、いずれも内部には美しいフレスコ画が残っています。
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 聖ソフィアの記念碑、ブルガリアでは日本でおみくじを木に結ぶように願いを込めてミサンガを木に結ぶ習慣があるようです。
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《聖ソフィア教会》
 6世紀のユスティニアヌス帝が建てた教会で、首都ソフィアの名前はここに由来します。ちょうど女の子の洗礼が行われていてその模様を拝見、貴重な経験ができました。
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      《ブルガリア正教の聖ネデリャ教会》

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 首都ソフィアは地下鉄やバスなど公共交通機関は1レヴァ/1回(約65円)、一駅でも終点まででも均一料金なので便利です。切符はお札もコインも使える自動販売機が設置されていて、切符を入れれば自動改札を抜けられ、出口はそのまま出られるので特に困ることはありませんでした。
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 ブルガリアの民族衣装を着て踊るフォークロアショーを見ながらブルガリア料理を堪能しました。途中でお約束のお客さんを巻き込んでの踊りもあり楽しい時間を過ごしました。ここのビールは小瓶なのに、とっても高かったことに後で気付きました(笑)。

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