Austria オーストリアの首都「ウィーン(Wien)」 シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、美術史博物館など ・・・枠の付いた写真は、クリックで拡大表示されます・・・
《シェーンブルン駅》 《シェーンブルン宮殿正門》 《ここから先は撮影禁止》
【シェーンブルン宮殿】 ハプスブルク家の夏の離宮として17世紀末に建設がはじまり、マリア・テレジアの時代に完成。外壁は女帝が好んだ「マリア・テレジア・イエロー」で統一されています。でも修復の度に、少しずつイエローの色合いが異なるようで、現在のイエローは少し黄色すぎるように感じました。 フランスのベルサイユ宮殿に匹敵する宮殿をという皇帝「レオポルト1世」の命により、建築家フィッシャー・フォン・エアラッハの設計で着工されましたが、スペイン継承戦争勃発や皇帝の急逝により中断、マリア・テレジアの時代に大幅な改築が行われ、1749年バロックとロココの様式を持つ現在の宮殿が完成しました。 部屋の数は1411、ボヘミアグラスのシャンデリアや金箔の漆喰など、内部の装飾はまばゆいばかりです。フランツ・ヨーゼフ1世の執務室、マリー・アントワネットの部屋、漆の間などはもちろん、室内だけでなく手入れの行き届いた広大な庭園も圧巻です。総面積は1.7平方km、東京ドーム36個分の広さで、収集からはじまった動物園も敷地内にあります。
【ベルヴェデーレ宮殿】 左右対称のデザインが優美なバロック建築で、上宮と下宮のふたつの宮殿からなります。オスマン朝による第二次ウィーン包囲からウィーンを守ったオイゲン公の夏の離宮として建築されました。 下宮正面の池(噴水)は修復中でしたが、上宮から見下ろすウィーン市内も絶景です。
《ヨハン・シュトラウスの金色像と路面電車:トラムの切符》 《トラム車内と旧型のトラム》
【フンデルトヴァッサー・ハウス】 19世紀末のユーゲント・シュティール興隆から、およそ1世紀を経ようとする1980年代のウィーンに、フンデルトヴァッサーという新たな近代建築家が登場しました。曲線や色彩の多用、自然環境との一体化が特徴です。最初に手がけた市営住宅は、今でのもちろん市民の住宅として使用されています。
《ウィーンのガウディと称される建築家》
【王宮庭園】 新王宮の南側に広がる庭園。その一角には、1896年にフィルクトル・ティルクナーにより作られたモーツァルト像が据えられています。像足元で音楽を奏でる天使像の可憐さ、像の庭には手入れされた花々で「ト音記号」が象られています。
《ベートーヴェンの像とゲーテの像》
《ウィーンオペラ座とその庭園》 オペラ座に限らず、音楽の都ウィーンでは夜毎にコンサートがたくさん催され、新王宮庭園、市立公園、オペラ座付近では、チケット売りに出会います。皆さん日本語が結構お上手で、巧みに話しかけてきますが、物売りのようなしつこさはありません。 《ザッハートルテのホテルザッハー》 1832年、当時16歳のフランツ・ザッハーが考案したザッハートルテで知られるカフェは、フランツの息子エドワルトが開いたホテル・ザッハー内にあります。
《映画「第三の男」にも登場、シシィの愛したモーツァルトカフェ》 《弦楽四重奏を聴いたコンサート会場》 《コンサートがはじまる前のひと時》
⇒ フライングシェフが搭乗しているオーストリア航空 戻る