アフリカ大陸の南端に位置するケープタウン、雄大なテーブルマウンテンと美しい喜望峰。最初の発見者「ディアス」は、強風が吹き荒れることから「嵐の岬」と命名しましたが、バスコダガマのインド航路発見を記念し、ポルトガル国王「マヌエル」がポルトガルに希望と願いを込めて「喜望峰(Cape
of Good Hope)」と名付けました。本当の最南端は喜望峰から南東150kmにある「アグラス岬」で、更に南に進んだケープポイントからケーブルカーで頂上へ登ると、眼下に喜望峰が見えます。半島南部は自然保護区になっていて、1,000種以上の固有植物や約250種の鳥が生息しているようです。テーブルマウンテンの西側に東から見るとライオンが伏せているように見える「ライオンズ・ヘッド」のシグナル・ヒルから眺めるケープタウンの夜景は、色やネオンの派手さはありませんが、落ち着いた光を放っています。